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『本屋の周辺5 特集:京都書肆』
著:松永弾正
出版:H.A.B(ZINEシリーズ)
本体:1200円+税
判型:A6(文庫)版、168頁
【販売条件】
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【配送日】2025年11月初旬
京都の、近世より営業している本屋を中心に収録した第5巻。
膨大な資料調査を基に、主に江戸期における創業初期の出版、小売を兼業していたころの「書肆」の業績や、店舗移転の経緯、名物店主の人柄まで、興味のままに解きほぐしてゆきます。
通常の書店調査以外にも、フランソワ喫茶室に併設されていた、という書店の話から、民主書店に至る「調査ノート ミレー書房」、百万遍知恩寺、みやこめっせ、下鴨神社ほか、京都の古本市に通った2024年の旅日記ほか、今回はほとんどの収録作が書き下ろしとなっています。
本号より表紙デザインも変更しましたが、表紙へのシール貼りは健在。紙も色味があるものを使用しています。ページ数は過去最大。
(概要)
旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。訪問と詳細な文献調査によって、「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。
版木、和本から古本市、鉄道路線まで、長い時代を見晴るかす京都の書肆特集。
(目次)
菱屋永田文昌堂(下京区)
貝葉書院(中京区)
銭屋佐々木竹苞書楼(中京区)
山城屋藤井文政堂(下京区)
彙文堂(上京区)
若林書店(若林春和堂)(中京区)
伏見若林春和堂(伏見区)
[調査ノート]ミレー書房
[旅日記]京都の古本市に通ってみた
(著者)
松永弾正
本屋旅行人。一九九二年生まれ。平日は会社で仕事をしつつ、休日に各地の本屋を巡りながら本屋や出版流通の歴史も見ている。観光地よりも本屋に目が行ってしまう。また、本屋に関する本(いわゆる本屋本)や近世~現代の出版史・書誌学に関する本を蒐集している。最近は近世出版史を独学中。
共著に『本屋の本の本』。二〇二四年『近代出版研究 第三号』(皓星社)に「本屋の調べ方 「本屋誌」のための方法」を寄稿。二〇二一年からBOOKSHOPLOVER にて「松永弾正の本屋紀行」を連載中。
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2025年10月24日現在
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