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H.A.Bノメルマガみたいなもの『ずこうことばでかんがえる[新装版]』『ずこうことばでこたえましょう』

当記事はH.A.Bが取次の新刊を案内する際に使用した文面をそのまま掲載しているものです。仕入れご希望の方は注文方法から、通常の購入をご希望の方は注文サイトから(いずれも末尾)ご購入ください。


『ずこうことばでかんがえる[新装版]』

978-4-9907596-6-7

『ずこうことばでこたえましょう』

978-4-9907596-7-4

 

(2作品共通)

著者:きだにやすのり

デザイナー:中村圭祐

本体:1300+税

判型:四六判変形、並製、128頁

出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)

 

配送日:2022年3月8日(火)、初回発送予定

取次経由は3月中旬店着

 

【販売条件】

買切:60%/委託:75%

*取次流通あり。

 

↓のリンク先より本文サンプルをご覧いただけます。

https://www.dropbox.com/sh/4xtgzq62a6wsk66/AACO49YKrC0ir2ENEBD5ixLla?dl=0

 

2017年に刊行した『ずこうことばでかんがえる』の続編となる『こたえましょう』と、それに合わせて既刊もデザインをリニューアルして再刊いたします(新装版は既刊とISBNが異なります)。

 

「自分の身体の中をとおって一度はそのことを体験したことば」として「ずこうことば」を定義して、簡単なテキストとイラストで制作、アイデアのヒントや工夫を伝える本書。

 

「口で言うだけ、耳で聞いいただけでははく、図工の時間などに一度は体験している、そんなことばです。ですからこれらのことばを初めて聞いても体験しているからこそなんとなくわかるはずです。」

 

既刊は少部数(1000部)ながらも好評でして刊行後一年半くらいで品切れとなっていました。

当時はぼくも店売をしていましたが、イベント会場などでとても動きました。手に取りやすい判型と価格帯。パッと見たときのわかりやすさ、全文ひらがなの物珍しさ、などがイベント特有の高揚感と相性が良かったんだと思います。

 

今回、その関連本である新刊「ずこうことばでこたえましょう』の刊行に合わせて、新デザインで既刊も再刊します。

 

肝心の新刊「こたえましょう」は、すべて「問いかけ」の形式で書かれた作品です。

 

「『かんがえる』は じぶんが じぶんへの

しつもんを かんがえる ほんです。

『こたえます』は じぶんが うごきだす ために

しつもんに こたえる ほんです。」

 

もともとは「おどりだす」や「まいおどる」なんていうタイトル案もあった新作は、思考から行動に結びつくような、一歩進んだイメージで制作しています。

「かんがえる」は発見、「こたえましょう」は行動、という感じでしょうか。

 

同じデザインフォーマットで作成していますが、読後感はずいぶん異なるのではないかなあと思っています。

 

今回は費用や技術上の制約もあり、「三色で色わけされた本文用紙」は採用できませんでしたが、「2種類の本文用紙」を交互に使用して見た目の遊びを残しています。

デザインは『プルーストを読む生活』『しししし』も担当された中村圭祐さんにお願いしました。

 

色校正もまだ出ていないので、現物写真が添付できないのですが、本全体としても良い佇まいになるように制作しています。

ご検討ください。どうぞよろしくおねがいいたします。

 

【きだにやすのり】

石川県出身。金沢美術工芸大学油絵科卒業。東京藝術大学大学院芸術学専攻修了。アートとコミュニケーションをテーマに、ユニークな美術教育を行っている。著書に『ずこうことばでかんがえる』(H.A.B)、『るいちゃんのけっこんしき:どもってもつたえたいこと』(学苑社)。共著の絵本に『いれてくやさーい』、『おしえてくやさーい』(ひかりのくに)、『どうろのおやくそくだもの』(あかね書房)などがある。

その他、近隣の取扱書店の店頭およびwebショップもご利用ください。